雪降って、もみじ散る


  
師走です。
仕事は正直納まっていないこともありますが、年賀状をかき、納まったことにしてみました。
  
そんな年末、長野市内にもそれなりの雪が降りまして。とうとう雪かきの季節かと玄関を開けると、道路は意外と積もっていない。ほっ。というか、白いというより…赤い!!!!なぜ。
玄関のもみじが、雪をうけて盛大に散っていました。
 
このあたりは金曜日が枝葉の日です。と、東京の友人に言ったら、枝葉の日ってなに? と言われました。枝葉を捨てられるゴミの日です。
ちなみに、昨年の冬、漬けきれなかったと思われる野沢菜が枝葉の日に出ていて、「野沢菜は可燃物として出してください」との注意書き。そうなんだー! と思わずパシャリ。葉物だけど、枝葉ではなく、燃えるゴミ。ふむふむ。枝葉でもよさそうなものですが、「野沢菜は」と書けるゴミ収集のお兄さんがすてきです。収集のお兄さんか、あるいはゴミ当番の人なのか?
 
さて、この枝葉の日、12月いっぱいで終わりとなり、1月から3月までは収集はありません。つまり、このもみじさんたちは、次の春まで収集されず、ビニール袋に入って事務所のお勝手口のところに鎮座することになるのです。
 
昔はもっと早く、木々は散ったのかもしれない。だから1月からは枝葉の収集がなかった。温暖化。なかなか干し上がらない柿には初冬にも関わらず小さな虫たちが寄ってきていたし、12月というのに雨が多い。もっと地球にやさしくしなければ。しかしせめて、1月まで収集してくれたらいいのにな。70ℓの袋いっぱいになったもみじを眺めながらそう思う師走。来年はもっと健全で良い年にしなければ。(緒)