信州の素材と器でガレット


遡って1月25日のこと。この日は信州のシードルを紹介する冊子のための撮影。昨年の秋頃からこの冊子のために何かしら取材したり執筆したり、電話したりメールしたりファックスしたりしているような気がしますが、まだ終わりが見えません。
 
冊子のなかでは「信州のシードルシーン」をいくつかご紹介するのですが、そのひとつに、シードルとガレットという食卓の紹介ページがあります。
信州産のそば粉でつくるガレットに、信州産の野菜やきのこ、チーズ、ソーセージや厚切りハムを乗せて。今回の料理協力は小とりの宿の舞子さん。作ってくれたソースはお手製の塩麹と蜂蜜のソース!(これが美味すぎました)
もちろん、一緒に撮影するのはシードル。りんごも添えて。器も、信州の作家さんたちがつくるお皿やフォークにグラスを使いました。
 
何度となく、どことなく、ことあるごとに書いていますが、食べ物、飲み物、器と、信州のものであふれる食卓のなんと豊かなことかと思います。もちろん海のものも、県外のものも、海外のものも口にしますが…そのうえで、信州のものだけで食卓が彩ることができるってすごいことだと思うのです。
 
豚コレラの騒動が心配ですが、信州は畜産もとってもさかん。連日報道されている豚コレラに奮闘する畜産農家さんや行政職員のみなさんの姿を見て、感謝するとともに祈っています。豊かな日々が長く続きますように。(緒)
 
写真は上から…
ガレットをつくる、舞子さん
ガレットを撮る、平松マキちゃん
ガレットを食べる、撮影立会いに来てくれた代理店の安斎くん