言葉から、言葉を生み出す


飯山市の千曲川沿いにある「道の駅花の駅千曲川」。
新鮮でお買い得な農産物や花卉などがずらりと並ぶ直売所と、地域の食材を使ったカフェが楽しい道の駅。そこから望む飯山の風景も絶景。

そんな道の駅がリニューアルされることになり、来年の開業に向けて準備が着々と進んでいるところです。(詳細はこちら)上の写真は拡張工事に向けて整備された広大な敷地。

今でもたくさんのお客さんが訪れる場所ですが、リニューアル後も、たとえ人が入れ替わろうとしっかりとした芯を持って継続して運営していきたいという思いなどから、コンセプトをきちんと打ち立てよう!ということになり、そのコンセプトミーティングでなぜか議長的なことをしつつ、コンセプトとなる「言葉」をまとめる役割を担っています。

「キャッチコピーを考えて」

そういう依頼はたまにありますが、ここまでミーティングを重ねて議長?までやるというのは新鮮。はてさて、どうなることかと思いましたが、月2回のミーティングが毎回とっても楽しい。

関係者のみなさま10数人が一堂に会して、未来の道の駅に託す思い、あんなことできたらいいな、ここは譲れない、飯山の人ってこんなかんじ…などなど、そんなお話を数回に分けて出して出して出していただいて、その先にある言葉は一体なんなのかをこちらが導き出すという流れ。

事務所に帰ってきて、いただいた言葉に埋もれながら考えを巡らす日々。そうして導きだした言葉は、飯山のみなさんから吸い上げた言葉が〝もと〟だから当然ですが、きちんと糸で結ばれているというか整合性が取れているというか…体感としてしっくりくるのです。

春からとくに飯山の仕事が続いていて通い詰めてきた親近感がそう思わせるのか…飯山の人が好きすぎてシンクロしているのか…。日々言葉に向き合う仕事をしていますが、ちょっといつもと違う感覚があり、自分でも興味深くこの仕事に向きあっています。

かつてこんなふうにたくさんの言葉に向き合ったことがあったなあと思い出したのが卒業論文。まちの人たちが話した言葉を研究材料として、その奥にある町並みや行動や思いを、統計学的に解析するというものでした。

あれはあれで楽しかったけれど、解析ではなく感情を織り込められることや、論文という一方通行ではなくその先にまちの人たちがいることは、仕事の面白みなのか。でもまあ、卒業して20年くらい経っても同じようなことを考えいてると思うと、進んできた道は間違っていないのかな、とも。

そんなことを飯山への行き帰りに考えていると、1時間の道のりもあっという間。次の会議の宿題もいただいて、まだもう少し、このミーティングは続きます。

道の駅のリニューアルオープンは来年。どうぞお楽しみに。(緒)

コンセプトミーティングがはじまるよりちょっと前の頃、道の駅の「cafe里わ」で打ち合わせ中にいただいた、季節限定の、キウイのピュレが入ったアイスティー。打ち合わせのお相手は桃のジュレのソーダ割り、的なもの。あのときはまだ夏だったなあ…