みんなが、しあわせに。

本日、11月1日の信濃毎日新聞にミールケアの新聞広告が掲載されました。


ミールケアは長野市穂保にある本社敷地が2019年の台風19号で被災し、事務所も工場も畑もレストランも浸水して、泥まみれになりました。


およそ半年後、復旧から復興への取り組みついてインタビューしたDO!SULの記事を社長の関 幸博さんが気に入ってくださり、「うちの新聞広告をつくってみないか」と依頼してくださったのです。


もともと給食の事業を柱に、食育へ取り組む姿勢には子をもつ親として共感を寄せていました。そしてミールケア監修の絵本『こんもり森の魔法のレストラン』を親子ともども愛読していました。


そんな個人的な動機もあって、ぜひにとお引き受けしました。


過去にも水害のあった地で事業を続けていっていいのか経営者として逡巡し、だからこの地に森をつくろう、この地でやっていこう、それが地域のためになる、そして世の中のため、未来のためになることをしたい、そんな関社長の思いをコピーにしました。


メインのイラストは、市居みかさんに新たに描き起こしてもらい、絵本の原画とともに載せました。


ゴロータとコンきちがいる「こんもり森」と社員のみなさんが子どもたちとともに植樹した「みーるマ〜マの森」が紙面でつながって、絵本の世界観のように、みんながしあわせであるように、そんな思いを込めました。(結)



 
   

デザイン|滝澤優子(OTTÖ & Ä)
企画・コピー|塚田結子(編集室いとぐち)
広告主|株式会社ミールケア