信州いいやま、コロナでもやれることを

昨年の秋に「来年度にむけて…」というご依頼でお見積もりをした飯山の英語のパンフレット。
そのままコロナに突入し、国内の誘客もなかなか難しいなか、海外からのお客様はとうてい見通しがつかない状況で、この仕事は飛ぶか…と思っていたのですが、予想に反して予定通り進められ、無事に納品となりました。
  
信州いいやま観光局さんのお仕事はここ数年携わらせていただいてきましたが
今回の担当の中村さん、翻訳のリアンちゃんは、はじめまして。
でも、初回の打ち合わせからすべてオンラインと電話とメールのみ。
取材・撮影の必要がない、編集執筆・デザイン制作だったのでありといえばありなのですが…
 
納品のときが「リアルでははじめまして!」という挨拶で、なんともコロナらしい仕事でした。国際交流員だった翻訳のリアンちゃんにいたっては納品を待たずして帰国となり会えず仕舞い…
 
お世話になっている観光局の高野さんに、「正直、なくなるかと思いました、このお仕事」と伝えところ…

この状況は絶対このままということはなくて、観光がまた本格的にはじまるときはくるし、それにむけて、今こそスタッフがインバウンド対策の研修を熱心にやっているし、このパンフレットも確実に役に立つときがそう遠くなくやってくるはずですから! という力強い言葉。
 
納品後は、そのまま飯山駅で日本語版パンフの取材で、いいやまにまつわる自転車鼎談。楽しかったー!
 
コロナ禍で苦しいことは多々あれど、立ち止まっていてはいけないなと思う納品の朝でした。(緒)
 
デザイン|滝澤優子(OTTO&A)
編集|山口美緒
執筆|日本語…中村友里・柴田さほり(信州いいやま観光局)、英訳…リアン・チェン
発注元|信州いいやま観光局