酒屋と酒蔵とマッチ


近隣の酒屋を、定期的にめぐって買い物をするようにしています。


なぜか。


酒屋によって置いている銘柄が違うから。それから、お店の人に会いたいから。今年のお酒の出来具合、身体の具合からお子さんの進路、経営の調子。そういう世間話が、地域で生きていることを再確認させてくれる。


そのなかで、青沼酒店さんは真澄さんの会をきっかけにお知り合いになった…はず! 社長も、跡取り娘の奥さんも、とにかくやさしい。笑顔が染み付いているようなお人柄で、おふたりは嫌がるかもしれないけれど、とっても似ていると思う。


いつからか、パソコンのお悩み相談に乗ったりして、ときに人生の要所でお酒をご用意いただいたり、大切な酒屋さんです。


そんな酒屋さんで本日出会ったのが、こちらのマッチです。

わが故郷、小諸、浅間嶽がかつてつくってくれたという青沼酒店ネーム入りのマッチ。

「昔は酒蔵がこういうことしていたんですね」


酒蔵と酒屋。作って、売る。そういう信頼関係が強く強くあった頃。

時代は変わる。売り方も変わる。同じである必要はないし変わらなければいけないこともあるけれど、このマッチが物語る関係性はすてきだと、思う。


そうしてものすっごいあるというこのマッチ、すこーしだけ譲り受けてきました。青沼酒店さんの、そして浅間嶽のいち営業マンとなって、わたしはこのマッチを配るのです。(緒)


そう、青沼酒店さんのオンラインショップが開店! 遠くの人はもちろん、近くの人も取り置きで店頭引き取りができるのがうれしいです。