野尻湖畔で「頼ること」の大切さを思う

 

長野市以外で打ち合わせや会議の続く今週。火曜日は信濃町、信越自然郷の食の部会の会議です。信越自然郷は、わたしが住む長野市はエリア外ですが、飯山市でお仕事させていただいたり、元同僚がいたり、地元の酒蔵さんとのお仕事があったり、いろいろなご縁があってもう1年とちょっと、この会議におじゃましています。

 

食の部会というだけあって、関連9市町村のさまざまな食のトップランナーのお店でランチをしたあとに打ち合わせというのが通常の流れです。ランチは任意参加ですが、会議のメンバーは料理に関わる人多いので、およそみなさん食事から参加。楽しいランチからの会議は、なんとなく本題もはずみます。

 

この会議の目的は、信越自然郷らしい食を提供する人を増やし、楽しめる場所を増やし、食を通じたツーリズムを強化していくこと。会議のメンバーはそれぞれに、それに向けた思いはあるけれど、どうやってともに前に進むかが難しい…という状況のように思います。

行政が主導で始まるこうした会議で民間の人が思うのは、「行政の人がはじめたことだから、行政の人が進めていってくれるはず」ということ。行政の人が思うのは、「行政がはじめますけど、ゆくゆくは民間の人が担っていってほしい」ということ。

 

とりわけ行政の人は、そういうことを考えているのに言っていないように思います。でも、行政チームではそういうものだという暗黙のルールを持っている。でも、言わないと伝わらない。そして出てくるのは、「もっと、もっと、町のみなさんに動いてほしい」という要望。「行政ができることは、町の人が動きだすための段取りをすることなのです」と、できることを明らかにしたらいいのにな。

  

それを知ったら、だったらわたしはこれが得意だからそれやるよ、でもこっちはできないからお願いね。じゃあ、おれこれやるよ、でもこっちはからっきしだから頼むねというふうに役割分担が生まれていく。できることがはっきりしていないと、みんなお互いを頼ったり、逆に頼らなかったりしてしまう。

 

今回の会議は、野尻湖畔の「舟小屋」(写真は前菜、美味!)でのランチからのミーティング。(長野市在住だからというのもあり)静観していたわたしに飯山市の大西さんが役割を振ってくださったり、同じく飯山市の伊藤さんが、事務局だけが動いている!という心の声を出したり。少しずつ前に進んできた会議ですが、もっと前に進めるかもしれない音がした気がしました。

 

出るたびに思いますが、いい会議です。信越自然郷の食の部会の次の催しは、料理教室と青空レストラン的屋外レストランの催しを企画しています。(緒)